28日の日経平均は4日続伸。終値は178円高の27049円。米国株安を受けて下げて始まったが、寄り付き直後を安値に切り返し、早々にプラス圏に浮上した。そこから上げ幅を3桁に拡大。ただ、節目の27000円を上回ったところでは、戻り売りに押されて一気にマイナス圏に沈んだ。前引けは小幅な下落。
しかし、後場はプラス圏からスタートすると、下げに転じることなくじり高の展開。取引終盤には再び27000円台に乗せた。その後、前場の高値も上回り、大引け間際にきょうの高値をつけた。終値では6月10日以来、12営業日ぶりに27000円を上回った。
東証プライムの売買代金は概算で2兆8000億円。業種別では鉱業、不動産、石油・石炭などの動きが良かった。下落は空運1業種のみで、化学や精密機器が小幅な上昇にとどまった。
チェンジが急騰。SBIホールディングスが株式を追加取得し、持分法適用関連会社とすると発表したことが買い材料となった。半面、1Q決算が失望を誘ったあさひが売りに押された。