トイレットペーパーは毎日使う生活必需品ですが、かさばる上に重いため「持ち帰るだけで一苦労」という方は多いのではないでしょうか。
株主優待でトイレットペーパーが贈呈、自宅まで送付されることで、買い物の負担が減り家計の節約にもなります。
今回は、トイレットペーパーがもらえる株主優待4銘柄をご紹介します。
全て製紙会社ですので、「製紙業界の銘柄が気になる」という方もぜひ最後までご覧ください。
株主優待でトイレットペーパーが贈呈される銘柄4選
特種東海製紙株式会社
日本紙パルプ商事株式会社
日本製紙株式会社
小津産業株式会社
1.特種東海製紙株式会社
特種東海製紙株式会社は、紙類の製造・加工・販売などを営む製紙業界大手です。
静岡県を拠点に、段ボール原紙などの産業素材、お菓子のパッケージなどの特殊素材、ティッシュやトイレットペーパーなどの生活用品と、幅広い製品ラインナップを展開しています。特に特殊紙分野では5,000種を超える製品バリエーションを持ち、画材用紙や高級印刷用紙など独自の強みがあります。
株主優待は、毎年3月末日を基準日として株主名簿に記録された株主に対して実施しています。株式分割に伴い、2026 年3月末日を基準日とする株主優待制度から以下の通り変更となります。
<2026年3月末日基準以降>

<変更前>

出典:特種東海製紙株式会社「株主優待、株主優待制度の変更に関するお知らせ」
継続保有期間3年以上、もしくは900株以上(変更前は300株以上)を保有する株主は、好きな商品を選べる仕組みで、トイレットペーパーの他にタウパーというペーパータオルがあります。

2.日本紙パルプ商事株式会社
日本紙パルプ商事株式会社は1845年創業の老舗企業で、紙類の売買・輸出入を中心に、紙加工用機械・事務用機器・建材の売買および輸出入に関する事業、物流業、さらにはIT システムの開発・販売なども手がけています。2024年10月1日に1:10の株式分割を実施しました。
株主優待は以下の通りです。

直近5年間の株価の推移もチェックしておきましょう。

3.日本製紙株式会社
日本製紙株式会社は、製紙業界の最大手で子会社の日本製紙クレシア株式会社はティッシュペーパーの「クリネックス」トイレットペーパーの「スコッティ」などを製造・販売しています。家庭用紙製品に加え、新聞用紙や印刷用紙などの洋紙事業に加え、ファインケミカル製品、植物バイオ技術を活かした苗木事業などにも携わっています。


4.小津産業株式会社
1653年創業の和紙問屋を起源とする小津産業株式会社は、370年以上の歴史を持つ老舗企業です。
江戸時代から和紙を扱い、現在は不織布・紙製品の販売・加工・ウェット製品の製造を核にウェルネスケア、エコプロダクツなどの事業を営んでいます。

出典:小津産業株式会社「個人投資家の皆さまへ 個人投資家向け会社説明会資料」
100株以上はQUOカードがもらえる点、権利確定日が毎年5月末日で他の製紙会社と時期が異なる点が特徴です。

モノタロウは株主優待を廃止
株式会社MonotaROは、日用品の株主優待を実施していましたが、2024年12月末日基準で株主名簿に記載または記録された株主への株主優待品の贈呈をもって株主優待制度を廃止しました。
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
株主優待品は変更になる可能性があります。
まとめ
トイレットペーパーがもらえる株主優待は、実用的な優待として人気があります。
株主優待を選ぶ際は、自身の投資スタイルやリスク許容度、ポートフォリオなどにあわせて選ぶことも重要です。投資をする際は、優待内容だけでなく、企業の業績や将来性、配当利回りなども考慮し総合的に判断しましょう。

