18日のNY株式相場は続伸。ゴールドマン・サックス(+2.33%)やロッキード・マーティン(+8.69%)などの第3四半期決算が市場予想を上回ったことが安心感につながった。
前日に550ドル高と大幅反発したダウ平均は朝方に652ドル高まで上昇後、米10年債利回りが上昇したことで116ドル高まで上昇幅を縮小したが、337.98ドル高(+1.12%)で終了。S&P500も2.31%高まで上昇後、1.14%高で終了した。
前日に3.43%高と今年7月以来の大幅反発となったナスダック総合は2.78%高まで上昇後、小幅に下落する場面もあったが、0.90%高で終了し、主要3指数がそろって2日続伸した。
センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は30.50ポイントと前日比0.87ポイント低下した。
業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。資本財が2%超上昇、素材、公益、金融、一般消費財、生活必需品、不動産も1%超上昇した。
ダウ平均採用銘柄は、物言う投資家の取得が明らかになったセールスフォースが4.31%高となったほか、アメリカン・エキスプレスが3.14%上昇し、JPモルガン・チェース、ダウ・インク、ゴールドマン・サックス、ウォルマートも2%超上昇した。
引け後の動きでは、ネットフリックスが時間外で13%高と急伸。第3四半期の売上高と調整後一株当たり利益が市場予想を上回ったほか、ストリーミング会員数が会社見通しの2倍以上に増加した。
インテューイティブ・サージカルも予想を上回る決算やロボット手術「ダ・ヴィンチ」がコロナパンデミック前の水準を上回ったことが好感され時間外で11%高となった。