19日のNY株式相場は大幅反発。総じて良好な第2四半期決算やドル高進行が一服したことでセンチメントが改善した。
ダウ平均は上昇してスタートすると、終盤に上昇幅を拡大し、754.44ドル高(+2.43%)とほぼ一日の高値で終了。
S&P500とナスダック総合もそれぞれ2.76%高、3.11%高で終了し、主要3指数がそろって大幅反発した。
ダウ平均採用銘柄はキャッシュフロー見通しを引き下げたIBMが5.25%安、通期の売上高と利益見通しを引き下げたジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が1.46%安となったものの、ボーイング、ゴールドマン・サックス、ナイキが5%超上昇し、ディズニー、ダウ・インク、インテル、シェブロン、キャタピラーなども3-4%上昇した。
S&P500は全11セクターが上昇。コミュニケーション、資本財、エネルギー、素材、一般消費財、IT、金融の7セクターが3%超上昇した。
決算発表銘柄はIBM、J&Jが下落した一方、トゥルイスト・フィナンシャル、ハリバートン、NVRが2%超上昇し、シチズンズ・フィナンシャル、ロッキード・マーティン、ハズブロも0.7%-1.9%高とおおむね上昇。
第2四半期決算はこれまでのS&P500の約9%が発表を終え、そのうち約3分の2の銘柄で調整後一株当たり利益が市場予想を上回った。
引け後に決算発表を控えるネットフリックスは通常取引で5.61%高となり、決算発表を受けた時間外でも7%超上昇した。