18日のNY株式相場は小幅反発。強弱まちまちとなった決算や経済指標をにらんでもみ合った。
前日に6日ぶりに反落したダウ平均は18.72ドル高(+0.06%)と小幅に反発し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.23%高、0.21%高で終了。
週初からではダウ平均が0.70%高、S&P500が0.08%高とプラス圏を回復し、ナスダック総合は下落率を0.63%に縮小した。
ダウ平均採用銘柄は、ウォルグリーンが6.44%安、ベライゾンが2.54%安となった一方、好決算や強い見通しを発表したシスコ・システムズが5.81%高となり、インテル、ダウ・インクも1%超上昇した。
S&P500の11セクターは、原油高を好感したエネルギーが2.53%高となったほか、IT、公益、資本財など7セクターが上昇し、不動産、ヘルスケアなど3セクターが下落した。
小型株指数のラッセル2000は0.68%高と主要3指数をアウトパフォームし、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.28%高と3日ぶりの大幅反発となった。
消費関連の決算発表は見通しを引き下げた百貨店のコールズが7.71%安となった一方、利益が予想を上回ったエスティ・ローダーとタペストリーがともに1%超上昇した。
米経済指標は新規失業保険申請件数が25.0万件と予想の26.5万件を下回る強い結果となった一方、7月中古住宅販売件数が5.9%減の481万件となり、予想の489万件を下回る弱い結果となった。