暗号資産の値段はどれくらい？買い方は？主婦でも簡単にできるやり方を説明します

新しい通貨としての価値や投資の対象として暗号資産に注目が集まっています。では、暗号資産は一体いくらから取引可能なのか、どのように買えばいいのかご存知でしょうか？投資初心者や知識のない主婦でも取引できる方法を簡単にご説明します。

ビットコインの値段

暗号資産を代表するビットコインは、2021年に1ビットコイン約760万円の高値を記録しましたが、その後大幅下落が続いています。2022年1月1日時点では1ビットコイン約530万円の価値がありましたが、5月、6月、11月にそれぞれ大幅下落し、2022年11月末現在の値段は約220万円です。

取引会社によりますが、取引所では0.00000001ビットコインから、販売所では0.0001ビットコインから取引できるところがあります。1ビットコインの価格が約220万円の場合、販売所では1円、取引所では220円から購入可能です。

イーサリアムの値段

ビットコインに次ぐ人気のイーサリアムも、2021年に1イーサリアム約53万円の価値を記録しましたが、2022年5月以降大幅な下落が続いています。2022年1月1日時点では1イーサリアム約43万円の価値がありましたが、5月、9月、11月にそれぞれ大幅下落し、2022年11月末現在の値段は約16万円です。

取引所では0.00000001イーサリアムから、販売所では0.005イーサリアム以上から取引できるところがあります。1イーサリアムの価格が約16万円の場合、販売所では1円、取引所では800円から購入可能です。

取引所と販売所の違い

「取引所」は、暗号資産を保有しているユーザーと購入を希望しているユーザーが取引するための場です。「いくらで売りたい」と「いくらで買いたい」の合意が双方取れれば、ユーザー同士で取引を行います。フリマ会場の出品者と購入者の関係と似たようなイメージです。

「販売所」は、売却したいユーザーと購入したいユーザーの間に業者が入り、業者を通じて売買を行う場です。ブックオフのような中古販売店での、出品者と購入者と店舗の関係を想像していただくと分かりやすいかもしれません。

ユーザー間での直接取引に慣れていない初心者にはおすすめですが、業者が提示した金額でしか売却できず、業者が販売している価格でしか購入できません。また、例えば100円で売却された商品が120円で再販売されるように、業者が手数料を取るため購入金額は高くなりがちです。

暗号資産の買い方

暗号資産とは、インターネットを通じてデータとして取引される、実体のない資産のことです。そのため、購入はすべてインターネットを通じて行われます。暗号資産を購入するためには下記の4ステップをクリアする必要があります。

①購入銘柄・取引会社を決める

②口座開設手続き

③口座に日本円を入金

④暗号資産を購入

①購入銘柄・取引会社を決める

ビットコインとイーサリアムの値段についてご紹介しましたが、暗号資産には他にも多数の種類があります。まずは、どの暗号資産を購入するか決めてください。次に、その暗号資産を取り扱っている取引会社を決めます。

取引会社によって、取り扱っている銘柄の種類だけでなく、手数料やスプレッドなどのコスト、最低取引金額、サービス内容などが異なります。暗号資産は価格変動が大きくリスクが伴う投資方法のため、まずは少額から経験を積んだほうが無難なので、手数料や裁定取引金額の安い取引会社がおすすめです。

②口座開設手続き

選択した取引会社のサイトから、それぞれの手順に従い口座開設手続きを行います。運転免許証やマイナンバーなどの必要書類をアップロードし、個人情報を入力することでネット上で完結できる取引会社がほとんどです。

口座開設手続き自体は数十分あれば簡単に完了しますが、口座開設手続きが完了してから取引会社の審査が入り、認証されてから口座が開設されます。口座開設が完了するまで、取引会社によっては数日ほどかかる場合が多いので、購入のタイミングを逃さないためにも手続きは早めに済ませておくことが重要です。

③口座に日本円を入金

暗号資産を購入する前に、開設した口座に銀行振り込みやインターネットバンキングなどから日本円を入金してください。選択した取引会社や入金する頻度・金額によっては、入金時に手数料が必要なところがありますので注意が必要です。

④暗号資産を購入

「取引所」と「販売所」の2種類の取引方法を選択できる取引会社で口座開設したのであれば、どちらで取引を行うか選択します。「現物取引」と「レバレッジ取引」の選択肢は、初心者であれば現物取引がおすすめです。取引方法が決まったら、購入したい銘柄の種類を選択して希望金額で購入してください。

まとめ

暗号資産の値段は、銘柄や購入のタイミングによって大きく異なりますが、購入量をコントロールすることで1円から購入できる取引会社があります。買い方は、取引会社を決めて口座開設手続きを行えば、あとは欲しい銘柄を購入するだけです。