週明けの日経平均は3日続落
週明けの日経平均は3日続落。米国株安を受けて3ケタの下落スタートとなり不安定な動きが続きました。前引けの間際には下げ幅を700円超に広げる場面がありましたが、後場は下げ幅を縮小する展開となりました。後場は高値圏で取引を終え、日足は5日続けての陽線を形成しました。
東証プライム市場の売買代金は概算で6兆5000億円。値上がり銘柄数616に対し、値下がり901銘柄と、値下がり優位の展開でした。業種別では、水産・農林、食料品、情報・通信などが上昇した一方、非鉄金属、石油・石炭、ゴム製品などが下落しました。
個別では、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)など半導体株が全般堅調。米サンディスク株の大幅高を追い風にキオクシアHD(285A)が7%を超える上昇となりました。一方、フジクラ(5803)や古河電工(5801)など電線株が大幅安。横浜ゴム(5101)や住友ゴム(5110)などタイヤ株が売りに押されました。1Qが大幅な最終減益となった神戸物産(3038)が4%を超える下落。今期の最終減益計画を提示したトリケミカル研究所(4369)が急落しました。
週足でみる住友ゴムの株価推移
図表は、住友ゴム工業(5110)の2024年3月からの週足のローソク足に加え、13週・26週・52週移動平均線です。
下位は、売られ過ぎや買われ過ぎなどをみるオシレータ系指標で代表的なスローストキャスティクス(9週ベース)の推移です。

大局的には、昨年11月の上昇で強気相場入りを確認。昨年11月に形成した週足の長い陽線で、2024年5月高値(1,967円)と昨年3月高値(1,990円)を通る抵抗線を上方にブレイクしました。
昨年4月の急落後につけた安値(1,285円)が2024年8月安値(1,253円)を下回らなかったことで、抵抗線を上方にブレイクした後の上値追いに勢いがつく格好となりました。
現在は、上場来高値となった2月の高値(2,798.5円)からのスピード調整の局面です。3月第1週目に26週移動平均線まで一気に下落し、先週は26週移動平均線を上値抵抗に下落基調が続きました。
26週移動平均線を下回ったことで、次は52週移動平均線が下値のメドとなります。2024年5月高値(1,967円)と昨年3月高値(1,990円)を通る支持線と合致する水準でもあり、短期的には重要な下値の節目となります。
週明けも軟調な推移となりました。52週移動平均線や支持線までは下落していませんが、売られ過ぎや買われ過ぎなどをみるスローストキャスティクス(9週ベース)は一段と低下し、売られ過ぎの水準となる20%未満の域まで低下しました。
スローストキャスティクスが次に20%水準を上回ることができれば、リバウンド局面に入る買いシグナルとなります。52週移動平均線や支持線上を維持できるかも複合的に判断し、押し目処を見極める局面に入ってきたといえそうです。




