21日のNY株式相場は続伸。決算が好感されたナイキが12.18%高、フェデックスが3.43%高と大幅高となったことで企業業績悪化への過度な警戒感が和らいだほか、米12月消費者信頼感指数が4月以来の高水準となったことも投資家心理の改善につながった。
ダウ平均は終日プラス圏で推移し、526.74ドル高(+1.60%)の33376.48ドルと一日の高値圏で終了。
S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.49%高、1.54%高で終了し、主要3指数がそろって2日続伸した。
ダウ平均採用銘柄は、ナイキが急伸したほか、ボーイングが4%超上昇し、キャタピラー、アップル、スリーエム(3M)なども2%超上昇した。
S&P500の業種指数は、エネルギーを筆頭に全11セクターが上昇した。
主要3指数は週明け19日は下落してスタートしたものの、ダウ平均が週初来で1.39%高となり、S&P500とナスダック総合もそれぞれ先週末比0.68%高、0.04%高とプラス圏を回復した。
ただ、月間ではダウ平均が3.51%安、S&P500が4.94%安、ナスダック総合が6.62%安となり、年初来ではダウ平均が8.15%安、S&P500が18.63%安、ナスダック総合が31.55%安と、ともに4年ぶりの大幅反落ペースとなった。