17日のNY株式相場は高安まちまち。昨年大きく下落したエヌビディア、テスラなどが大幅高となりナスダック総合が上昇した一方、決算が予想を下回ったゴールドマン・サックスが大幅安となりダウ平均を押し下げた。
ダウ平均は391.76ドル安(-1.14%)と5営業日ぶりに反落。ゴールドマン・サックスが6.44%安となり、1銘柄でダウ平均を158ドル余り押し下げた。
S&P500も0.20%安と5日ぶりに反落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.14%高と小幅に7営業日続伸した。
S&P500の11セクターはIT、エネルギーなど4セクターが上昇した一方、素材、コミュニケーション、資本財、金融、ヘルスケアなど6セクターが下落し、生活必需品が変わらずとなった。
先週末に発表がスタートしたJPモルガン・チェースやシティグループの決算が強弱まちまちとなる中、寄り前に発表されたゴールドマン・サックスの第4四半期決算は投資銀行部門や資産運用部門が不振で利益が予想を大きく下回った。
一方、同業のモルガン・スタンレーは5.91%高。トレーデングと資産運用部門が好調で利益が予想を上回った。
トラベラーズは暴風雪による業績悪化見通しが嫌気され4.60%下落し、ダウ平均を約59ドル押し下げた。