25日のNY株式相場は高安まちまち。マイクロソフトが弱い見通しを発表したことが重しとなり軟調にスタートしたが、終盤にかけて買い戻された。
ダウ平均は下落してスタートすると460ドル安まで下落幅を拡大したが、9.88ドル高(+0.03%)とわずかながら4営業日続伸して終了。
S&P500も1.69%安まで下落したが、0.02%安とほぼ横ばいで終了した。
ハイテク株主体のナスダック総合は、2.34%安まで下落後、0.18%安と下落幅を大きく縮小したが、2日続落となった。
週初来ではダウ平均とS&P500が1.10%高、ナスダック総合が1.55%高と3指数がそろってプラス圏を維持した。
マイクロソフトは一時4.60%安まで下落したが、0.59%安で終了した。
業種別では金融、一般消費財、生活必需品など6セクターが上昇し、公益、資本財、コミュニケーションなど5セクターが下落した。
決算発表銘柄はマイクロソフトが下落した一方、契約者数の増加が好感されたAT&Tが6.58%高となったほか、売上高が予想を下回り赤字決算を発表したボーイングも0.33%上昇した。
このほか決算が好感されたマーケットアクセス・ホールディングスとフリーポート・マクモランもそれぞれ10.24%高、4.60%高と大幅に上昇した。