2日のNY株式相場は高安まちまち。予想を上回る決算や自社株買いを発表したメタ・プラットフォームズが23%高と急伸し、ハイテク・グロース株が軒並み上昇した一方、弱い見通しを発表したメルクなどのヘルスケア株や原油安を嫌気したエネルギー株が下落した。
ダウ平均は39.02ドル安(-0.11%)と3日ぶりに小幅反落となった一方、S&P500が1.47%高と3日続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合も3.25%高と大幅に3日続伸。
S&P500は昨年8月以来、ナスダック総合は昨年9月以来の水準を回復した。
S&P500の11セクターはコミュニケーション(+6.74%)、一般消費財(+3.08%)、IT(+2.78%)、不動産(+2.23%)など7セクターが上昇した一方、エネルギー(-2.52%)、生活必需品(-0.66%)、ヘルスケア(-0.68%)など4セクターが下落した。
引け後に決算を発表したアップル、アルファベット、アマゾン・ドット・コムは決算が予想を下回ったことなどが嫌気され、時間外でそろって大幅安。
アップルは10-12月期の売上高と利益が市場予想を下回り、株価は時間外で一時4%超下落。
アマゾンは弱い1-3月期の売上高見通しが嫌気され時間外で一時3%超下落。
アルファベットも10-12月期の売上高と利益が予想を下回ったことで時間外で一時5%超下落した。