(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=136.91円(前営業日比△0.20円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=138.51円(▲1.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0117ドル(▲0.0101ドル)
ダウ工業株30種平均:31761.54ドル(▲228.50ドル)
ナスダック総合株価指数:11562.57(▲220.10)
10年物米国債利回り:2.80%(△0.01%)
WTI原油先物9月限:1バレル=94.98ドル(▲1.72ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=1717.7ドル(▲1.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
5月米住宅価格指数(前月比) 1.4% 1.5%・改
5月米ケース・シラー住宅価格指数
前年比 20.5% 21.2%
7月米消費者信頼感指数 95.7 98.4・改
7月米リッチモンド連銀製造業景気指数 0 ▲11
6月米新築住宅販売件数
前月比 ▲8.1% 6.3%・改
件数 59.0万件 64.2万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。NY序盤に米10年債利回りが2.7050%まで低下すると一時136.29円付近まで下押ししたが、東京午前に付けた安値136.28円を下抜けず、反発。米10年債利回りが一転して引けにかけて2.8068%まで上昇すると買い戻しの動きに。取引終了間際には一時136.97円と本日高値を付けた。
・ユーロドルは反落。欧州のガス供給懸念から本日も欧州天然ガス価格の指標とされるオランダTTF天然ガス先物は急伸したため、欧州時間からユーロは売りが優勢に。NY市場に入ってもユーロクロスを中心に売り込まれ、ユーロドルは一時1.0108ドルまで値を下げた。節目の1.01ドルを割り込まなかったが、戻りも限定的だった。
・ユーロ円は反落。天然ガス高騰を背景とした欧州景気減速懸念が再燃するなか、ユーロが全面安の展開となり、一時138.13円まで値を下げた。ただ、ドル円が底堅く推移したため引けにかけては138円台半ばまで下げ渋った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。米小売り大手のウォルマートが業績見通しを下方修正したことを受けて消費関連株を中心に売りが優勢となった。今週、決算が相次ぐハイテク株に利益確定売りが広がったことも指数を押し下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は3日続落した。マイクロソフトやアマゾンなどの売りが目立った。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。天然ガス高騰に伴う欧州景気減速懸念や米国株の下落に伴って安全資産とされる米国債には買いが入り、利回りは一時2.70%台まで低下した。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前にその後は引けにかけて持ち高調整の売りが活発化した。
・原油先物相場は反落。欧州時間は、欧州天然ガス価格の指標とされるオランダTTF天然ガス先物は急伸するなど、欧州のエネルギー不安により原油先物価格は堅調地合いを維持していた。しかしながら、ホワイトハウスが再び戦略的石油備蓄を2000万バレル放出すると発表したことで、反落して引けた。
・金先物相場は続落。翌日のFOMCを控え、方向感なく前日終値に近い水準での取引が続いた。しかし、ユーロに対してのドル買いが強まり、対ドルで取引される金先物は割高感もあり小幅に続落して引けた。