30日の日経平均は大幅続落。終値は411円安の26393円。まちまちの米国株を受けて小安く始まり、すぐに下げ幅を3桁に拡大。半導体株を中心にハイテク株が弱く、原油安を受けて市況関連も弱かったことで、買いは手控えられ、売りは急がれた。
後場に入ると節目の26500円を割り込み、下げが加速。前場で強く買われていた銘柄にも急速に値を消すものが散見され、リスクオフの様相が強まった。終盤にかけては下げ幅を400円超に拡大。安値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆2100億円。業種別では繊維、電気・ガス、パルプ・紙などが上昇した一方、鉱業、その他金融、電気機器などが下落した。
オイシックス・ラ・大地による株式取得が好感されたシダックスがストップ高比例配分。オイシックスも大幅高となった。半面、弱さが目立った半導体株では、東京エレクトロンが4%を超える下落。年初来安値を更新した。