日経平均は6日ぶり反発 セリアが大幅上昇

25日の日経平均は6日ぶり反発。終値は165円高の28479円。米国株高を受けて、100円近く上昇して始まった。エヌビディアが時間外で急落したこともあって序盤は半導体株の動きが鈍く、指数もいったん値を消した。しかし、半導体株が持ち直してくると買いに勢いがつき、再び上げ幅を3桁に広げた。前場では節目の28500円を前に足踏みしたが、後場には200円超上昇して28500円を上回る場面もあった。ただ、終盤にかけてはやや萎み、終値では28500円を下回った。


東証プライムの売買代金は概算で2兆0200億円。業種別では医薬品、保険、金属製品などが上昇した一方、電気・ガス、小売、ゴム製品などが下落した。


証券会社の新規カバレッジが入ったセリア(2782)が大幅上昇。半面、証券会社が目標株価を引き下げた大日本印刷(7912)が大幅に下落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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