2026年相場は大発会の1月5日は1493円高。翌6日は685円高となり52518円を付けて、2025年10月に付けた史上最高値を上回る最高のスタートを切りました。続く7日、8日は中国による対日輸出規制の強化への懸念などもあり軟調な場面も見られますが、年明け早々に最高値を更新するあたり、投資家の市場に対する期待の高さがうかがえます。
大発会といえば、大発会で日経平均が上昇した年は年間では下落し、逆に大発会で日経平均が下落した年は年間で上昇するというアノマリーがあります。
過去の実績では、2025年から2018年までの過去8年間において、大発会で日経平均が上昇した2018年、2022年は年間では下落。逆に下落した2019年、2020年、2021年、2023年、2024年、2025年は年間では上昇しています。ちなみに2017年は大発会の日も年間でもともに上昇しました。
改めて見ると8年連続というのはすごいですね。あくまでアノマリーではありますが、2026年がどうなるか注目です。
新年絡みのアノマリーでいえば、マグロの初競りで高値で落札された年は日経平均が上昇するというアノマリーもあります。2025年の1月にもこのアノマリーについて取り上げて記事にしましたが、2025年は過去2番目の高値となる2億700万円(1キロ当たり75万円)で落札。日経平均はご存じのように年間で1万0444円の上昇となり、年間の値上がり幅としては初めて1万円を超える値幅を記録しました。
そして2026年。豊洲市場の初競りで、青森県大間産のクロマグロが5億円を超える史上最高値で落札されたことは、さまざまなメディアでも報じられたことから、ご存じの方も多いと思います。
落札額は5億1030万円(1キロ当たり210万円)。落札したのは東京・築地に本店を構える「つきじ喜代村すしざんまい」です。ちなみにこれまでの最高落札額は同じくすしざんまいが2019年に記録した3億3360万円で、自らこれを更新したかたちとなりました。
マグロ初競りの価格と日経平均株価の騰落率(単位 万円、%)
報道数値よりDZHFR作成


マグロの落札額と日経平均に何の関係があるのか、と思うところではありますが、景気の気が気分の気というくらいで、いわゆる景況感を表わす指標の一つであるとも考えることができます。
実際に過去の落札額を振り返ると、2022年は1688万円(1キロ当たり8万円)で1キロ当たりの価格が10万円以下となった年は、日経平均は9.4%の下落。これは米国の利上げなどが影響した面があったでしょう
また、マグロの初競り価格が初めて1億円(1億5540万円で1キロ当たり70万円)を超えた2013年の日経平均株価は56.7%もの上昇となりました。これはアベノミクス効果が大いに影響したと思われます。
ちなみに今年更新されるまで過去最高の落札額だった2019年は、築地から豊洲に移転した最初の年でもあり、例年にも増してご祝儀ムードでした。それを上回ったわけですから、今年は日経平均の上昇もすごいことになる、と期待したいところです。



