「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回は豪ドル円とポンド円です。
いずれも「対円通貨」ということで、円相場に直接左右される通貨ペアです。
今回は円安進行でうれしい反面、悲しいこともあったという話です。
皆様の参考になれば幸いです。
豪ドル円、金融政策の方向性に着目
早速ですが、16日にこう書きました。
豪ドル円、上向きの21日線を少し割り込んだところまで下げたので、現在レート108.60円で買い。損切りは13日安値のやや下107.60円、利確候補は9日高値110.79円。
豪準備銀行(RBA)は3日に利上げを行いましたが、市場では追加利上げが期待されている状態でした。この時は18日にNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策発表が予定されており、市場では金利は据え置かれるも声明はタカ派的な内容になると見られていました。他方、日本では利上げは早くても春闘を見た後の4月との声も聞かれており、金融政策の方向性の点では、対円での豪ドル買いに妙味があると判断しました。
余談ですが、18日にRBNZは市場予想通り政策金利を据え置くも、声明の内容はハト派的となったことで、その後豪ドル/NZドルで豪ドル買いが優勢となると、20日には2013年6月以来となる1.1859ドルまで上昇しています。金融政策の方向性の違いがくっきり現れました。
さて話を戻しますと、豪ドル円はその後108円を割り込む場面もありましたがストップの水準には到達せず。ドル円が156円台に上昇する中で、豪ドル円もつれて111円台に乗せてきました。その途中の110.20円で部分利確しつつ、111円台に乗せる動きとなってもボリンジャーバンドの+2σ上限が広がらなかったのを見て、残りも111.04円で利益確定しました。

※Trading Viewより
ポンド円、円売りの流れに負ける
一方、円売りの流れに押し切られて損切りとなったのはポンド円です。
前半部分は前週のこちらをご覧ください。
210円をバックに売り上がる方針でしたが、結局円安の流れに押されてポンド円も上昇、ストップ水準手前の売り209.80円もこなすと、そのまま210円に乗せてしまい、210.05円で損切りとなりました。
210円乗せの後もポンド円の上昇は止まらず、一時212円台に乗せる場面も出ていることから、計画的な撤退と見てあまり深く考えないことにします。
ただ惜しむらくは、滞空時間は短かったとはいえ、207円台に下押す場面は何度かあったので、そこで気持ちを切り替えて決済できなかったことでしょうか。

※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
ドル/スイスフラン売り 0.7752フラン



