日経平均は3日ぶり大幅反発 イオンファンタジーが急騰

17日の日経平均は3日ぶり大幅反発。終値は316円高の26138円。米国株は休場で新たな手掛かりには乏しかったが、欧州株高や円高一服を好感して上昇スタート。開始早々に上げ幅を3桁に広げて26000円台を回復した。東京時間に入ってドル円が一時129円台に乗せるなど為替が円安に振れたこともあり、前場では買いが買いを呼ぶ展開。直近で売り込まれた銘柄群に押し目買いが入った。後場は前場とは雰囲気が変わってほとんど値幅が出なくなったが、300円程度高い水準でのもみ合いが引けまで続いた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆4600億円。業種別では輸送用機器、海運、電気機器などが上昇した一方、銀行、空運、陸運などが下落した。


12月度の月次が好感されたイオンファンタジー(4343)が急騰。反面、3Q累計で通期の利益計画を超過したものの、見通しが据え置きとなったテラスカイ(3915)が目先の材料出尽くしで大きく値を崩した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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