22日の日経平均は大幅に8日続伸。終値は278円高の31086円。米国株安を受けて売りが先行し、すぐに下げ幅を3桁に広げた。しかし、30600円台に入ったところで強い買いが入り、一気に値を戻してプラス転換。前場では戻した後は前営業日の終値近辺で小動きが続いた。一方、後場はプラス圏が定着すると、買いに勢いがつく展開。半導体株を中心に主力大型株の動きが良くなり、31000円台に乗せて上げ幅を200円超に広げた。14時以降は上昇ペースが鈍ったものの、終盤にもうひと伸びがあり、高値引けとなった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆円。業種別では保険、空運、陸運などが上昇している一方、銀行、その他金融、精密機器などが下落した。
1:4の株式分割を発表したアドバンテスト(6857)が大幅上昇。半面、今期の減益・減配計画が嫌気されたTYK(東京窯業)(5363)が急落した。