24日の日経平均は大幅続落。終値は275円安の30682円。米国株安を受けて、寄り付きから200円を超える下落。安く始まった後はマイナス圏で強弱感が交錯した。序盤ではすぐに切り返したが、下げ幅を2桁に縮めるかというところでは売り直された。そこからしばらくは下を試す流れとなり、後場のスタート直後には下げ幅を400円近くに広げた。30500円は割り込むことなく持ち直し、以降はじわじわと値を戻したが、引けにかけては再び売り直され、寄り付き(30728円)を下回って取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆1800億円。業種別では鉱業、電気・ガス、輸送用機器などが上昇している一方、空運、陸運、サービスなどが下落した。
証券会社が目標株価を引き上げたソシオネクスト(6526)が商いを伴って急伸。半面、指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983)とソフトバンクグループ(9984)が大きめの下げとなった。