日経平均は3日続落 川崎汽船など海運株が大幅上昇

26日の日経平均は3日続落。終値は82円安の32698円。米国株安を嫌気して3桁下落スタート。序盤では下方向に勢いがつき、下げ幅を400円近くまで広げた。32300円台に突入したところでは鋭角的に切り返してプラス転換。10時台半ばには上げ幅を3桁に広げた。高くなったところでは戻り売りに押されて伸び悩むと、そこからはプラス圏とマイナス圏を行き来する展開。振れ幅が大きかった前場とは対象的に、後場は前営業日を挟んでの一進一退が続いた。引け間際にまとまった売りに押されたことから、マイナスかつ後場の安値圏で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で3兆2600億円。業種別では海運、化学、金属製品などが上昇している一方、電気・ガス、卸売、銀行などが下落している。


川崎汽船(9107)など海運大手3社がそろって大幅上昇。反面、ソシオネクスト(6526)が10.2%安と急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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