26日の日経平均は3日続落。終値は82円安の32698円。米国株安を嫌気して3桁下落スタート。序盤では下方向に勢いがつき、下げ幅を400円近くまで広げた。32300円台に突入したところでは鋭角的に切り返してプラス転換。10時台半ばには上げ幅を3桁に広げた。高くなったところでは戻り売りに押されて伸び悩むと、そこからはプラス圏とマイナス圏を行き来する展開。振れ幅が大きかった前場とは対象的に、後場は前営業日を挟んでの一進一退が続いた。引け間際にまとまった売りに押されたことから、マイナスかつ後場の安値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆2600億円。業種別では海運、化学、金属製品などが上昇している一方、電気・ガス、卸売、銀行などが下落している。
川崎汽船(9107)など海運大手3社がそろって大幅上昇。反面、ソシオネクスト(6526)が10.2%安と急落した。