日経平均は3日ぶり反落 QDレーザが急落

15日の日経平均は3日ぶり反落。終値は104円安の28051円。FOMCを受けた米国株が弱かったことから、3桁下落スタート。ただ、28000円を下回って始まったものの、寄り付き直後を安値に切り返した。FOMCの内容が概ね予想の範囲内であったこともあり、米国株安をそこまで強く警戒する流れにはならなかった。しかし、そこからプラス圏に浮上したところでは売り直され、前場は74円安で取引を終えた。後場に入ると再び3桁の下落となり、マイナス圏での動きが続いた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆2400億円。業種別では鉱業、海運、倉庫・運輸などが上昇した一方、サービス、電気機器、精密機器などが下落した。


1Q決算が好感されたINTLOOP(9556)がストップ高。半面、新株予約権の発行を発表したQDレーザ(6613)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

角屋 昌範

2005年に国内証券会社へ入社後、投資情報部や調査部に在籍。投資情報部では、米国や香港株式市場見通しの作成など海外金融市場に関する調査業務に携わる。調査部では、ネット関連セクターを中心に国内個別企業のアナリストレポートを執筆した。 国内証券会社などを経て2019年に入社。主に先物市場見通しなど「デリバティブコンテンツ」を担当。 CFP DCプランナー

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