「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
早速ですが、ドル円相場のアノマリーで「1月の値動きが、その年の方向性を決める」というのがあります。
月足が陽線引けならその年は上昇、陰線なら下落、というものです。
あくまで「理由不明ながら、過去のデータではそうなりやすい傾向がある」ものである点には注意が必要です。
皆様の参考になれば幸いです。
年足での陰陽を数えると・・・
データが入手できた1971年以降(55年分)で数えますと、
年足で陰線:31回、確率にすると56%でした。
年足で陽線:24回、確率にすると44%
・・・と、やや陰線が多めでした。
月足上での、1月の陰陽数えると・・・
つぎに、月足で1月の陰陽を数えると、
陰線引け:28回
陽線引け:27回
と、意外と半々の結果でした。
1月の足形と年間の足形を比較
今年1月は始値が156円台、終値が154円台と、陰線引けとなりました。
そこで、過去の年足の動きと1月の陰陽を比較すると、以下のようになりました。
1月が陰線→年足も陰線:20回
1月が陰線→年足は陽線:11回
1月が陽線→年足も陽線:16回
1月が陽線→年足は陰線:8回
先ほどの年足のところで触れた「55年のうち31回」陰線であったデータを合わせると、「1月が陰線→年足も陰線」は64.5%と、ほぼ3回に2回は達成されたこととなります。
過去の動きから見た、予想される安値
仮に下押すとなった場合、「1月が陰線→年足も陰線」のケースでの平均高安は27.50円でした。
先月14日高値159.45円を年間高値と仮定した場合、あくまで計算上ですが、下値めどは131.95円となります。
ただ、上記数値は1ドル=300円以上であった1970年台の数値を含んでおり、2000年以降に限ると15.12円となります。
この場合の計算上の下値めどは144.33円となります。
過去の値動きをもとにした計算上の数値のため、どこまであてになるかわかりませんが、参考程度に見ていただければと思います。
現在保有ポジション(執筆時点)
ドル円 152.70円買い少量



