日経平均は大幅続伸 後場上げ幅拡大で26900円台乗せ

23日の日経平均は大幅続伸。終値は352円高の26906円。前週末の米国株高の流れを引き継ぎ、買い優勢の展開。一方、26900円に接近したところで上昇一服となり、一時26800円を下回る場面があった。その後は再び買いの勢いが強まり、後場に入ると一時26938円まで上値を伸ばした。終盤はやや売りに押されたが、26900円台で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆3100億円。鉄鋼、機械、化学など多くの業種が上昇した一方、下落は電気・ガス、保険の2業種のみとなった。


22日付けの日本経済新聞朝刊で海外からのサイバー攻撃の矛先が日本に向かっていると報じられたことを受け、サイバーセキュリティ対策関連銘柄に買いが入り、FFRIセキュリティ(3692)が急騰。半面、23.3期通期の業績予想の下方修正が嫌気されたフォースタートアップス(7089)が11.2%安と下げが目立った。

日本株情報部 アナリスト

角屋 昌範

2005年に国内証券会社へ入社後、投資情報部や調査部に在籍。投資情報部では、米国や香港株式市場見通しの作成など海外金融市場に関する調査業務に携わる。調査部では、ネット関連セクターを中心に国内個別企業のアナリストレポートを執筆した。 国内証券会社などを経て2019年に入社。主に先物市場見通しなど「デリバティブコンテンツ」を担当。 CFP DCプランナー

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