2日の日経平均は3日ぶり小幅反落。終値は17円安の27498円。まちまちの米国株を受けて、寄り付きは小幅高。ただ、バリュー株が買われた一方でグロース株が売られており、前場では上げ幅を3桁に広げた後に急失速して下げ幅を3桁に広げるなど、値動きが不安定となった。強弱感が入り交じりながらも前場を小幅安で終えると、後場は前日終値近辺でほとんど値幅が出なくなった。終盤にかけてはプラス圏に浮上する場面もあったが、小幅な下落で取引を終了。節目の27500円もわずかに下回った。
東証プライムの売買代金は概算で2兆6800億円。業種別では鉄鋼、非鉄金属、海運などが上昇した一方、電気・ガス、証券・商品先物、銀行などが下落した。
日経新聞で東北大学と宇宙用AI開発で連携すると報じられ、会社からも同様のリリースが出てきたAI inside(4488)がストップ高。半面、2月度の月次で既存店売上高が2カ月連続で前年同期比マイナスとなったワークマン(7564)が大幅に下落した。