14日の日経平均は小幅反落。終値は28円安の32391円。米国株高を受けて寄り付きから3桁の上昇。しかし、場中は不安定な動きが続いた。開始直後に上げ幅を300円超に広げたかと思えば、急失速してマイナス転換。一転して下げ幅を3桁に広げたが、マイナス圏も定着せず、切り返して前場はプラスで終えた。後場は強めに始まったが、上げ幅を200円超に広げてくると上値が重くなり、13時辺りからはじわじわと値を消した。そこから下げに転じたところでは盛り返し、14時以降は前日終値近辺でもみ合ったが、引けにかけての動きがやや弱く、小幅な下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7600億円。業種別では海運、その他金融、証券・商品先物などが上昇した一方、電気・ガス、小売、陸運などが下落している。
米国でナスダックが強かったことを手がかりに、アドバンテスト(6857)が5.7%高と大幅上昇。反面、上期が計画を下振れたフィル・カンパニー(3267)が急落した。