『マーケットの裏側』
人気コラム【よろずのつぶやきbyWada】で毎日語られる市場の裏側。
そんな人間臭い現場の声を、もっとわかりやすく、もっと楽しく、
筆者が実際の声でお伝えしていきます。
第165回「極論は無視して」
17日に公表されたFOMCの「経済・金利見通し」でのドットチャート
意外にもタカ派であったことが市場のドル買い戻しにつながったわけですが、
実は、もう一つ話題となったことがあります!!
今回新任のミランFRB理事と思われるドットが何と年内あと5回の利下げ水準に投票!
逆に、利上げをしてもとに戻すのが適切と投票したタカ派も存在していることが判明!
かなり両極端のドットに、チャートが歪む形となりました!!
市場では、今後、両極端は省いた、いわゆる、刈込平均などをしっかりとみていく
必要性に迫られているといえますね!!
( FRB HPより抜粋、筆者作成)