『マーケットの裏側』
人気コラム【よろずのつぶやきbyWada】で毎日語られる市場の裏側。
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筆者が実際の声でお伝えしていきます。
第179回「戦うパウエルFRB議長」
米司法省がFRBに召喚状を送付するという前代未聞の事態!!
市場ではトランプ米大統領が圧力をかけた結果との認識が広がっていますが、
これまで、数々の圧力にたいして静観の姿勢を示していたパウエルFRB議長が
ついに、断固として対抗する姿勢をしめしています!!
FRBがビデオとともに公表した声明の全文を確認してみましょう!!
「パウエルFRB議長による声明」
こんばんは。
金曜日、司法省はFRBに対し、大陪審召喚状を送付し、昨年6月に上院銀行委員会で私が行った証言に関連して刑事訴追の可能性を示唆しました。この証言は、FRBの歴史的なオフィスビルを改修するという複数年にわたるプロジェクトに一部関連していました。
私は、法の支配と民主主義における説明責任を深く尊重しています。FRB議長を含め、誰も法を超越することはできません。しかし、この前例のない行為は、政権による脅迫と継続的な圧力という、より広い観点から捉えられるべきです。
この新たな脅迫は、昨年6月の私の証言やFRBビル改修に関するものではありません。議会の監督役割に関するものでもありません。FRBは、証言やその他の情報開示を通じて、改修プロジェクトについて議会に情報を提供し続けるためにあらゆる努力を払ってきました。
これらは口実に過ぎません。刑事告訴の脅威は、FRBが大統領の好みに従うよりも、公衆に貢献しうる最善の判断に基づいて金利設定した結果にあります。これは、FRBが根拠と経済状況に基づいて金利を設定し続けることができるかどうか、あるいは金融政策が政治的圧力や脅迫によって方向付けられるかどうかに関する問題です。
私は、共和党政権、民主党政権を問わず、4つの政権下でFRBに務めてきました。いずれの政権においても、政治的な懸念や偏りなく、物価安定と最大雇用という使命にのみ専念し、職務を遂行してきました。公務には、時に脅威に直面しても毅然とした態度を貫くことが求められます。私は上院が承認した職務を、誠実に、そしてアメリカ国民に奉仕するという強い意志を持って、今後も遂行していきます。
ご視聴ありがとうございました。
( FRB HPより抜粋、筆者作成)



