7日のNY株式相場は続伸。翌日の米中間選挙投開票、10日の米10月消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、買いが優勢だった。
中間選挙では共和党の優勢が伝えられているものの、政権と議会のネジレによる財政支出抑制が好感されたとの見方もあった。
ダウ平均は小幅高でスタートすると、終盤に492ドル高まで上昇し、423.78ドル高(+1.31%)で終了。S&P500も1.15%高まで上昇し、0.96%高で終了した。
ハイテク株主体のナスダック総合は先週末水準を挟んでもみ合ったが、0.85%高で終了し、主要3指数がそろって2日続伸した。
業種別ではコミュニケーション、エネルギー、IT、ヘルスケア、資本財、金融など8セクターが上昇し、公益、一般消費財、不動産の3セクターが下落。
コミュニケーションでは、人員削減が報じられたメタ・プラットフォームズが6.53%上昇した。
ダウ平均採用銘柄は、ナイキが2.45%安、ベライゾンと3Mも小幅に下落した一方、ウォルグリーンが4.10%高となったほか、セールスフォース、ボーイング、マイクロソフト、ホーム・デポなどが2-3%上昇。
中国のコロナ規制の影響でiPhone生産が減少したと発表したアップルも一時2%近く下落したが、0.39%高で終了した。