17日の日経平均は5日続伸。終値は250円高の30093円。米国株は下落したが、これを受けても上昇して始まると、寄り付きを安値に上げ幅を広げる展開。早い時間に節目の3万円を上回った。10時を過ぎたあたりからは、同水準より上が定着。後場は前引けから水準を切り上げて始まると、高値圏でのもみ合いが続いた。30100円台に乗せる場面もあり、大きな失速もなく終了。2021年9月28日以来、約1年8カ月ぶりに終値で3万円を上回った。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3500億円。節目乗せで商いも高水準となった。業種別では空運、パルプ・紙、保険などが上昇している一方、海運、石油・石炭、非鉄金属などが下落した。
今期の増配計画や自己株取得発表が好感された光通信(9435)が急伸。2万円台に乗せて年初来高値を更新した。半面、今期が大幅な最終減益計画となったシダックス(4837)が急落した。