日経平均は大幅に6日続伸 半導体株が強い

18日の日経平均は大幅に6日続伸。終値は480円高の30573円。米国株高や円安進行を好感し、寄り付きから300円超上昇となった。指数寄与度の大きい半導体関連株の上昇が日経平均を押し上げ、一時30667円と上げ幅は500円を超えた。急ピッチの上昇に対する利益確定売りが重荷となり、30400円を下回る場面はあったが、前場は30500円を上回って取引を終えた。後場に入ると30500円台でこう着感が強まり、高値圏で小動きとなった。


東証プライムの売買代金は概算で3兆8000億円。業種別では電気機器、精密機器、機械などが上昇した一方、電気・ガス、パルプ・紙、陸運などが下落した。


海外半導体メーカーが日本への積極的な投資姿勢を示しているとの報道を好感し、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)など半導体関連株に強い動きが見られた。半面、子会社のCygamesがコナミデジタルエンタテインメントより訴訟の提起を受けたと発表したサイバーエージェント(4751)が大幅に下落した。


日本株情報部 アナリスト

角屋 昌範

2005年に国内証券会社へ入社後、投資情報部や調査部に在籍。投資情報部では、米国や香港株式市場見通しの作成など海外金融市場に関する調査業務に携わる。調査部では、ネット関連セクターを中心に国内個別企業のアナリストレポートを執筆した。 国内証券会社などを経て2019年に入社。主に先物市場見通しなど「デリバティブコンテンツ」を担当。 CFP DCプランナー

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