23日の日経平均は9日ぶり反落。終値は129円安の30957円。米国株はまちまちで終えたが、ナスダック高や円安進行を好感して買いが先行。前場では200円超上昇して31300円台に乗せる場面もあるなど、堅調に推移した。しかし、後場に入ると地合いが一変。急速に値を消す流れとなってマイナス圏に沈むと、下げ幅を200円超に広げた。後場のスタート直後が非常に弱く、それ以降は値動きが落ち着いて幾分戻したが、31000円は下回り、3桁の下落で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7600億円。業種別ではパルプ・紙、証券・商品先物、海運などが上昇している一方、輸送用機器、鉄鋼、空運などが下落した。
下方修正発表も、目先の悪材料出尽くしと受け止められたAiming(3911)が大幅上昇。半面、トヨタ(7203)が引け間際に急落しており、5%近い下落となった。