日経平均は大幅に4日続伸 32500円台に到達

6日の日経平均は大幅に4日続伸。終値は289円高の32506円。米国株安を受けて、寄り付きは200円を超える下落となった。しかし、32000円を割り込んだことで押し目買いが活発となり、開始早々に下げ止まる展開。10時台にはプラス圏に浮上すると、前場のうちに上げ幅を3桁に広げた。売りづらさが強く印象づけられたことで、後場は買いが買いを呼ぶ流れとなった。値下がりから値上がりに転じる銘柄も増加する中、指数は終盤にかけて強含み、高いところでは上げ幅を300円超に拡大。終値で32500円を上回った。


東証プライムの売買代金は概算で3兆4500億円。業種別では卸売、鉱業、鉄鋼などが上昇しており、銀行、海運、精密機器などが下落している。


3Q累計で通期の利益計画を超過したファーマフーズ(2929)が急騰。半面、5月度の月次が前年割れとなったデコルテ・ホールディングス(7372)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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