6日の日経平均は大幅に4日続伸。終値は289円高の32506円。米国株安を受けて、寄り付きは200円を超える下落となった。しかし、32000円を割り込んだことで押し目買いが活発となり、開始早々に下げ止まる展開。10時台にはプラス圏に浮上すると、前場のうちに上げ幅を3桁に広げた。売りづらさが強く印象づけられたことで、後場は買いが買いを呼ぶ流れとなった。値下がりから値上がりに転じる銘柄も増加する中、指数は終盤にかけて強含み、高いところでは上げ幅を300円超に拡大。終値で32500円を上回った。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4500億円。業種別では卸売、鉱業、鉄鋼などが上昇しており、銀行、海運、精密機器などが下落している。
3Q累計で通期の利益計画を超過したファーマフーズ(2929)が急騰。半面、5月度の月次が前年割れとなったデコルテ・ホールディングス(7372)が急落した。