日経平均は大幅に3日続伸 33000円台に到達

13日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は584円高の33018円。米国株高を受けて寄り付きから200円を超える上昇。上げ幅を広げて32800円台に乗せたところでいったん値動きが落ち着いたが、主力銘柄が上昇をけん引して10時台半ば辺りから一段高となり、節目の33000円に接近して前場を終えた。後場に入るとあっさり33000円を突破。そこから700円近く上昇して33100円台に乗せる場面もあった。13時以降は上昇一服感が出てきたものの、売り圧力は限定的。終値でも33000円を上回り、年初来高値を更新した。TOPIXとマザーズ指数も年初来高値を更新しており、マザーズ指数は終値で800ポイントを上回った。


東証プライムの売買代金は概算で4兆1400億円と、強い動きが見られた中で商いも高水準となった。業種別では輸送用機器、卸売、電気機器などが上昇した一方、パルプ・紙、電気・ガス、海運などが下落した。


配当方針を変更して株主還元強化策も併せて発表したセイノーホールディングス(9076)がストップ高比例配分。半面、上期が大幅な減収減益となったグッドコムアセット(3475)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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