13日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は584円高の33018円。米国株高を受けて寄り付きから200円を超える上昇。上げ幅を広げて32800円台に乗せたところでいったん値動きが落ち着いたが、主力銘柄が上昇をけん引して10時台半ば辺りから一段高となり、節目の33000円に接近して前場を終えた。後場に入るとあっさり33000円を突破。そこから700円近く上昇して33100円台に乗せる場面もあった。13時以降は上昇一服感が出てきたものの、売り圧力は限定的。終値でも33000円を上回り、年初来高値を更新した。TOPIXとマザーズ指数も年初来高値を更新しており、マザーズ指数は終値で800ポイントを上回った。
東証プライムの売買代金は概算で4兆1400億円と、強い動きが見られた中で商いも高水準となった。業種別では輸送用機器、卸売、電気機器などが上昇した一方、パルプ・紙、電気・ガス、海運などが下落した。
配当方針を変更して株主還元強化策も併せて発表したセイノーホールディングス(9076)がストップ高比例配分。半面、上期が大幅な減収減益となったグッドコムアセット(3475)が急落した。