30日の日経平均は3日ぶり反落。終値は45円安の33189円。米国株はまちまちで終えたが、寄り付きは3桁の下落。ナスダック安を受けて半導体株が弱めに始まっており、この動きを嫌って開始早々に下げ幅を300円超に広げた。33000円を割り込んだところでは下げ渋ったが、戻しても33000円を超えてくると上値が重くなり、しばらくこう着相場が続いた。ただ、後場に入ると下押し圧力が和らぎ、下げ幅を縮小。終盤にはほぼ横ばいまで値を戻す場面もあった。結局、プラス圏には浮上できなかったものの、2桁の下落にとどまり、高値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7900億円。業種別では海運、鉄鋼、繊維などが上昇している一方、医薬品、陸運、卸売などが下落している。
今期の大幅増益計画が好感されたフィードフォースグループ(7068)がストップ高。半面、今期の最終減益見通しが嫌気された銚子丸(3075)が大幅に下落した。