2日の日経平均は大幅反落。終値は448円安の27777円。米国株はまちまちで終えたものの、大幅安スタート。寄り付きから28000円を割り込み、前場ではその寄り付きを高値に下げ基調が続いた。為替が大きく円高に振れたことが嫌気されて自動車株など輸出関連が弱かったが、値上がり銘柄が極端に少なく、指数はなすすべなく下げ幅を拡大。500円超下げる場面もあった。後場は売り圧力が和らぎ、米雇用統計の発表を前に動意は限られた。引けにかけては若干下げ幅を縮めており、大幅安ではあったものの、大引けが後場の高値となった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆1700億円。業種別では全業種が下落しており、電気・ガス、食料品、パルプ・紙などが相対的に値を保った。
一方、医薬品、不動産、卸売などが大幅安となった。1:4の株式分割や株主優待実施を発表したユニフォームネクスト(3566)に買いが殺到してストップ高比例配分。半面、株式分割を発表して以降、派手に買われていた新東(5380)が、一時ストップ安となるなど急落した。