19日の日経平均は大幅に3日続落。終値は289円安の27237円。米国株の大幅安を嫌気して、寄り付きから200円を超える下落。節目の27500円を大きく下回ったことから、安く始まった後もしばらく下値模索が続いた。ただ、300円超下げて27100円台に入ったところで売りが一巡。いったん戻して売り直された後、11時辺りからは27200円近辺で動意が乏しくなった。後場は値幅がわずか50円程度と、安値圏でこう着感の強い地合いが続いた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3600億円。業種別では銀行、パルプ・紙、水産・農林などが上昇した一方、鉱業、海運、精密機器などが下落した。
フーディソン(7114)がストップ高まで買われた一方、Rebase(5138)が19.6%安と暴落しており、16日に新規上場した銘柄に明暗分かれる動きが見られた。