日経平均は反発 パルGHDが急騰

13日の日経平均は反発。終値は142円高の26478円。米国株安を受けても上昇して始まると、序盤は上を試す展開。10時近辺では節目の26500円を上回り、上げ幅を200円超に広げた。26500円台は定着せず、次第に上値が重くなったが、萎んでも26400円近辺では踏みとどまった。後場は米6月消費者物価指数(CPI)の発表を前に動意が限られ、狭いレンジでのもみ合いに終始した。


東証プライムの売買代金は概算で2兆0600億円と低水準。業種別では電気・ガス、空運、パルプ・紙などが上昇した一方、鉱業、水産・農林、保険などが下落した。


上期および通期の見通しを大幅に引き上げたパルグループホールディングス(2726)が急騰。半面、米長期金利の低下くらいしか弱材料が見当たらない中、東京海上ホールディングス(8766)が商いを伴って3%を超える下落と大きめの下げとなった。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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