29日の日経平均は大幅続落。終値は246円安の26093円。米国株が大幅安となり、ナスダックが終値で年初来安値を更新したことを受けて、200円超下げて始まった。そこから下げ幅を300円超に拡大。開始早々に節目の26000円は割り込んだ。ただ、節目より下ではすかさず押し目を拾う動きが見られたことから、次第に売り圧力が和らいだ。26000円近辺での一進一退がしばらく続き、後場に入ると節目より上が定着。大幅安ではあったが、大引けが後場の高値となった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3100億円。業種別では水産・農林、不動産、電気・ガスなどが上昇した一方、鉱業、海運、ゴム製品などが下落した。
配当見通しを大幅に引き上げたグラファイトデザイン(7847)がストップ高。半面、証券会社が投資判断を引き下げた平和不動産(8803)が大幅安となった。