日経平均は大幅続落 グラファイトデザインがストップ高

29日の日経平均は大幅続落。終値は246円安の26093円。米国株が大幅安となり、ナスダックが終値で年初来安値を更新したことを受けて、200円超下げて始まった。そこから下げ幅を300円超に拡大。開始早々に節目の26000円は割り込んだ。ただ、節目より下ではすかさず押し目を拾う動きが見られたことから、次第に売り圧力が和らいだ。26000円近辺での一進一退がしばらく続き、後場に入ると節目より上が定着。大幅安ではあったが、大引けが後場の高値となった。


東証プライムの売買代金は概算で2兆3100億円。業種別では水産・農林、不動産、電気・ガスなどが上昇した一方、鉱業、海運、ゴム製品などが下落した。


配当見通しを大幅に引き上げたグラファイトデザイン(7847)がストップ高。半面、証券会社が投資判断を引き下げた平和不動産(8803)が大幅安となった。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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