大発会1月4日の日経平均は大幅反落。終値は377円安の25716円。年末年始の米国株が弱かったほか、年始に円高が急速に進む場面があったことから大幅安スタート。寄り付きから200円超下落し、開始早々に下げ幅を400円超に広げた。25600円台に突入して昨年10月の安値に接近したところでは下げ止まった。しかし、売りが一巡した後の戻りは鈍く、次第に25700円近辺でこう着ムードが強まった。後場に入っても目立った動意はなく、大引けは前引けからほとんど水準が変わらず。300円を超える下落で取引を終えた。マザーズ指数が2.5%安、グロースコア指数が4.2%安と、新興指数の下げが大きかった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7600億円。業種別では銀行、保険、証券・商品先物の3業種のみが上昇。一方、海運、鉱業、医薬品などが大幅安となった。
まんだらけ(2652)が大幅高。11月の月次が好感された。反面、東京ガス(9531)が大幅安。米国の天然ガス生産会社を約6000億円で買収するとの観測報道が売り材料となった。