11日の日経平均は大幅に4日続伸。終値は270円高の26446円。米国株高を好感して、寄り付きから3桁の上昇。幅広い銘柄に買いが入る中、前場では右肩上がりの基調が続いた。26400円台に乗せて上げ幅を300円超に広げたところで買いが一巡。ただ、上値が重くなっても萎むことはなく、後場は26400円台をキープしつつ小動きが続いた。値幅を求めた資金が新興銘柄に向かっており、マザーズ指数が2.2%高と大きく上昇した。
東証プライムの売買代金は概算で2兆5800億円。業種別では精密機器、電気機器、鉄鋼などが上昇した一方、空運、パルプ・紙、陸運などが下落した。
上期が大幅増益となった三光合成(7888)が急騰。反面、今23.1期の期末配当が前期実績を下回る見込みとなったピープル(7865)が急落した。