日経平均は大幅に4日続伸 三光合成が急騰

11日の日経平均は大幅に4日続伸。終値は270円高の26446円。米国株高を好感して、寄り付きから3桁の上昇。幅広い銘柄に買いが入る中、前場では右肩上がりの基調が続いた。26400円台に乗せて上げ幅を300円超に広げたところで買いが一巡。ただ、上値が重くなっても萎むことはなく、後場は26400円台をキープしつつ小動きが続いた。値幅を求めた資金が新興銘柄に向かっており、マザーズ指数が2.2%高と大きく上昇した。


東証プライムの売買代金は概算で2兆5800億円。業種別では精密機器、電気機器、鉄鋼などが上昇した一方、空運、パルプ・紙、陸運などが下落した。


上期が大幅増益となった三光合成(7888)が急騰。反面、今23.1期の期末配当が前期実績を下回る見込みとなったピープル(7865)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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