日経平均は大幅続落 ヨシムラフードが急騰

16日の日経平均は大幅続落。終値は297円安の25822円。13日の米国株は上昇したが、円高進行が嫌気され、寄り付きから200円を超える下落。節目の26000円を大きく下回った。今晩の米国が休場ということもあり、安く始まった後の動意は限られた。幾度か下を試す場面はあったが、25700円台では下げ渋った。一方、戻りを試す局面では25900円台に乗せると重くなった。次第に25800円近辺でこう着感が強まり、ほぼ寄り付き近辺の水準で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆5500億円。業種別では石油・石炭、繊維、その他金融などが上昇した一方、銀行、海運、非鉄金属などが下落した。


3Q累計の純利益が通期の会社計画を超過したヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)が一時ストップ高となるなど急騰。反面、下方修正と減配を発表したデンカ(4061)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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