24日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は393円高の27299円。米国株の上昇を好感して、寄り付きから節目の27000円を大きく上回った。300円超上昇したところでいったん上値が重くなったが、押しは軽微でしばらくもみ合った後、上げ幅を400円超に拡大。27300円台に乗せた。後場はスタート直後に上を試した後は伸び悩んだ。しかし、幅広い銘柄に買いが入る中、終値でも400円近い上昇となった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆8300億円。業種別では機械、精密機器、金属製品などが大幅上昇。下落は鉄鋼と海運の2業種のみで、空運が小幅な上昇にとどまった。
岸田首相が施政方針演説で少子化対策を推進する姿勢を強調したことを手がかりに、保育所運営を手がけるテノ.ホールディングス(7037)がストップ高。反面、足元で強い基調が続いていた日本製鉄(5401)が、後場に入ってマイナス転換から2%を超える下落と大きく値を崩した。