26日の日経平均は5日ぶり反落。終値は32円安の27362円。米国株はまちまちで終えたが、引け味が良かったことから上昇スタート。開始直後には上げ幅を3桁に広げて27500円を上回った。しかし、節目に乗せたことで到達感が意識されて、すぐに失速。10時辺りからはマイナス圏が定着した。そこからしばらくはじり安の展開となり、後場に入ると下げ幅を3桁に拡大。ただ、27300円を割り込んだところでは押し目買いが入り、下落ではあったが後場の高値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4600億円。業種別では不動産、精密機器、その他製品などが上昇している一方、海運、石油・石炭、電気機器などが下落している。
通期の利益見通しを引き上げた帝国ホテル(9708)が大幅上昇。反面、今期は営業赤字に転落する見通しとなったテクノホライゾン(6629)が、期末の無配見通しも嫌気されて急落した。