15日の日経平均は3日続伸。終値は145円高の26788円。米国株はまちまちとなったが、引け味は悪くなく、ナスダックはプラスで終えたことから、買いが優勢の展開。開始早々には上げ幅を200円超に広げた。
上方修正を発表したファーストリテイリングの大幅高だけが目立ち、他の主力銘柄は案外となったことから、いったん急失速してマイナス転換。しかし、下げたところでは押し目買いが入り、ほどなくプラス圏に浮上した。そこから再び上げ幅を3桁に拡大。序盤の高値は超えられなかったものの、26800円近辺で値動きが落ち着き、後場はこう着感の強い時間帯が続いた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆5400億円。業種別ではその他製品、電気・ガス、精密機器などが上昇した一方、鉱業、銀行、保険などが下落した。
映像コンテンツの企画・制作を手掛けるダイナモピクチャーズを子会社化すると発表した任天堂(7974)が大幅上昇。半面、今期の営業減益計画が嫌気された佐鳥電機(7420)が急落した。