日経平均は5日ぶり小幅反落 免疫生物研究所がストップ高

7日の日経平均は5日ぶり小幅反落。終値は8円安の27685円。米国株の下落を受けても寄り付きは50円程度の上昇。米国株は長期金利の上昇が売り材料となったが、これに伴い為替市場でドル高・円安が進んだことが日本株には支援材料となった。ただ、上げ幅を3桁に広げて27800円に乗せたところで買いが一巡。早い時間に天井をつけるとその後は値を消した。前場では小幅高でもみ合う時間が長かったが、後場は下押し圧力が強まり、13時近辺ではマイナス転換。下げに転じた後は値動きが落ち着いたものの、プラス圏には戻せず、小幅な下落で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆6400億円。業種別では銀行、その他金融、繊維などが上昇している一方、鉄鋼、不動産、非鉄金属などが下落している。


3Qの営業黒字着地が好感された免疫生物研究所(4570)がストップ高。反面、今期が最終赤字に転落する見込みとなり、減配も発表したティラド(7236)がストップ安となった。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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