7日の日経平均は5日ぶり小幅反落。終値は8円安の27685円。米国株の下落を受けても寄り付きは50円程度の上昇。米国株は長期金利の上昇が売り材料となったが、これに伴い為替市場でドル高・円安が進んだことが日本株には支援材料となった。ただ、上げ幅を3桁に広げて27800円に乗せたところで買いが一巡。早い時間に天井をつけるとその後は値を消した。前場では小幅高でもみ合う時間が長かったが、後場は下押し圧力が強まり、13時近辺ではマイナス転換。下げに転じた後は値動きが落ち着いたものの、プラス圏には戻せず、小幅な下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆6400億円。業種別では銀行、その他金融、繊維などが上昇している一方、鉄鋼、不動産、非鉄金属などが下落している。
3Qの営業黒字着地が好感された免疫生物研究所(4570)がストップ高。反面、今期が最終赤字に転落する見込みとなり、減配も発表したティラド(7236)がストップ安となった。