14日の日経平均は反発。終値は175円高の27602円。米国株の大幅高や円安進行を受けて、寄り付きから200円を超える上昇となり、27700円台に乗せた。高く始まった後は伸び悩み、前場では上げ幅を縮める流れが続いた。ただ、萎んでも27500円は割り込むことなく、3桁高の状態はキープした。後場に入ると値動きが落ち着いてやや盛り返し、27600円を上回って取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4200億円。業種別では鉄鋼、食料品、金属製品などが強い上昇。下落はサービス1業種のみで、陸運や輸送用機器の上昇が限定的となった。
上方修正と期末配当の見通し引き上げを発表したコメ兵ホールディングス(2780)が急騰。反面、上期が最終赤字となったアイスタイル(3660)が急落した。