20日の日経平均は小幅反発。終値は18円高の27531円。まちまちの米国株を受けて小安く始まった後、序盤では下を試しに行った。下げ幅は2桁までにとどまり、27400円も割り込まなかったことから、売り一巡後は切り返してプラス転換。ただ、戻した後は節目の27500円近辺でこう着感が強まった。プライムでは値上がり銘柄が多かったが、主力大型株には値下がり銘柄が多いというアンバランスな状態。指数は次第に上にも下にも値幅が出なくなり、取引終盤までプラス圏とマイナス圏を行き来した。最終的には小幅なプラスで終えたが、引け間際の動きが良く高値引けとなった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆2900億円。業種別では証券・商品先物、パルプ・紙、その他金融などが上昇している一方、海運、鉱業、電気機器などが下落している。
設立60周年記念の株主優待実施を発表した瑞光(6279)が急騰。反面、特定顧客との一部取引についてライセンス契約を終了すると公表したEduLab(4427)が急落した。