21日の日経平均は反落。終値は58円安の27473円。米国株は休場で欧州株やドル円は小動きと新たな手掛かりに乏しい中、50円程度下げて始まった。前場では、プラス転換した後に売り込まれて下げ幅を3桁に広げ、そこから急速に持ち直すなど、不安定な地合いが続いた。後場は値動きは落ち着いたものの27500円より上が重く、じりじりと水準を切り下げる展開。後場の安値圏で取引を終えた。日経平均より値持ちが良かったTOPIXも、終盤に崩れて小幅な下落で終了した。
東証プライムの売買代金は概算で2兆2800億円。業種別では鉱業、繊維、石油・石炭などが上昇している一方、空運、陸運、小売などが下落している。
証券会社の新規カバレッジが入った大黒天物産(2791)が急騰。反面、今期の最終減益見通しを提示したRS Technologies(3445)が大幅に下落した。