22日の日経平均は大幅続落。終値は368円安の27104円。休場明けの米国株が長期金利の上昇を嫌気して大幅安となったことから、200円超下げて始まった。しばらく寄り付き近辺でもみ合った後、10時近辺から下げ幅を拡大。400円超下げる場面もあり、節目の27000円に迫った。後場に入ると下押し圧力は和らいだが、一方で戻りも鈍く低空飛行が継続。翌日の休場を前にリスク回避ムードが強く、300円を超える下落で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆8100億円。業種別ではプラスは海運と医薬品の2業種のみで、鉄鋼が小幅な下落。電気機器、繊維、電気・ガスなどの下げが大きかった。
1:2の株式分割や期末配当見通しの引き上げを発表したフルハシEPO(9221)がストップ高。半面、株主還元方針の変更が失望材料となった東京ガス(9531)が後場マイナス転換から下げ幅を広げた。