7日の日経平均は3日続伸。終値は71円高の28309円。まちまちの米国株を受けて小幅に下げて始まったが、下押し圧力は限定的。すぐにプラス圏に浮上すると前場では上を試す流れとなり、上げ幅を3桁に広げた。28400円手前では上値が重くなり、後場は伸び悩んでやや上げ幅を縮めた。しかし、パウエルFRB議長の議会証言を前にしても値上がり銘柄は多く、プラス圏で落ち着いた動きが続いた。TOPIXが取引時間中と終値の両方で昨年来高値を更新している。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7800億円。業種別では鉱業、鉄鋼、銀行などが上昇している一方、海運、パルプ・紙、不動産などが下落している。
2月の月次売上高が既存店、全店とも前年同月比で大幅増となったオンワードホールディングス(8016)が急騰。半面、2月の既存店売上高が前年割れとなったセリア(2782)が大幅に下落した。