日経平均は3日続伸 TOPIXが昨年来高値を更新

7日の日経平均は3日続伸。終値は71円高の28309円。まちまちの米国株を受けて小幅に下げて始まったが、下押し圧力は限定的。すぐにプラス圏に浮上すると前場では上を試す流れとなり、上げ幅を3桁に広げた。28400円手前では上値が重くなり、後場は伸び悩んでやや上げ幅を縮めた。しかし、パウエルFRB議長の議会証言を前にしても値上がり銘柄は多く、プラス圏で落ち着いた動きが続いた。TOPIXが取引時間中と終値の両方で昨年来高値を更新している。


東証プライムの売買代金は概算で2兆7800億円。業種別では鉱業、鉄鋼、銀行などが上昇している一方、海運、パルプ・紙、不動産などが下落している。


2月の月次売上高が既存店、全店とも前年同月比で大幅増となったオンワードホールディングス(8016)が急騰。半面、2月の既存店売上高が前年割れとなったセリア(2782)が大幅に下落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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